子連れ旅のTips

赤ちゃんの飛行機デビューもこれで怖くない!旅ワザ&注意点 〜準備編〜

赤ちゃんが生まれ新生活がスタート!育児にも慣れてきたところで、遠方にある実家へ帰省したり、家族旅行に出かけたりと飛行機を利用する機会も出てきますよね。産後初めての遠出にワクワクしつつも、赤ちゃんを飛行機に乗せることに不安を抱いているママも多いのではないでしょうか。

そこで、子連れ飛行機搭乗回数20回以上の私が、これまでの経験を踏まえて赤ちゃん連れで快適な空旅を過ごすためのちょっとしたコツやポイントをご紹介したいと思います。これから赤ちゃんを連れて飛行機に乗る方の参考になれば幸いです。

 

今回は準備編です。

 

いつから飛行機に乗れるの?

JALやANAの規定によると、生後8日以上から飛行機に乗れるようです。国内線であれば満3歳未満の子供は、大人1名につき2名まで同伴可能で、そのうち1名が無料で搭乗できます。(国際線は2歳未満が無料)

例えば、ママひとりで3歳未満の子供二人を連れて帰省する場合、大人1名分と子供1名分のチケットを購入する必要があります。ただし無料で搭乗する場合は、大人の膝上に座らせることが前提です。子供の座席を確保する場合は、満3歳未満であってもチケットの購入が必要です。

3歳未満でチケットを購入した場合、航空会社によってはチャイルドシートの貸し出しもあるようです。(要事前予約)

 

フライト時間や座席選びにポイントはあるの?

フライト時間はいつでもいいの?

もしもフライト時間を選べるのであれば、授乳時間もしくは睡眠中のフライトがおすすめです!

赤ちゃんとの空旅で一番心配なのは「泣いてしまって周囲に迷惑をかけないか」ということではないでしょうか。私自身も初めて赤ちゃんと飛行機に乗った時は”泣き止まなかったらどうしよう!”というのが一番の不安要素でした、、、

これまで幾度となく飛行機を利用してきましたが、泣いている赤ちゃんが圧倒的に多いのは離陸時です。でも大丈夫!これはポイントさえ抑えれば高確率で回避できます。

そもそも離陸時に泣いてしまう赤ちゃんが多いのは、離陸する際の気圧変化に耐えられず耳が痛くなってしまうからというのが定説のようです。自分で耳抜きができない赤ちゃんの気圧調整をサポートするため、離陸時にはミルクを飲ませましょう。

ポイントは以下2つ。

Point 1. 授乳時間のフライトを選ぶ

一番良いのはぐっすり眠っている時間帯ですが、生後間もない赤ちゃんはまだ生活リズムが整っていなかったり、慣れない環境に目をランランと輝かせてしまう場合もあるので、授乳のタイミングに合わせるのがおすすめです。生活のリズムが整って夜の授乳回数も1回程度になってきたのであれば、国際線は夜便もおすすめです。

Point 2. 離陸に向けての加速時に授乳開始

離陸時に授乳すればいいのは分かったけど、実際どのタイミングで授乳を始めればいいのだろうという疑問もありますよね。飛行機が動き始めるとすぐにあげたくなりますが、そこはグッと我慢、、、飛行機のドアが閉まってから実際の離陸までは思いのほか時間があるため、タイミングが早すぎると肝心な時には飲み終わってしまっているなんてことも。

試行錯誤の結果、客室乗務員さんが着席して飛行機が加速を始めたタイミングがベストだということが分りました。もしこのタイミングで赤ちゃんが寝ていたら、そのままにしておきましょう。ただし、離陸の途中で起きてしまう可能性もあるので、いつでも授乳できる状態でスタンバイしておくのが良いと思います。

 

赤ちゃん連れにおすすめの座席は?

国内線の場合

乗り降りのしやすさで言うと前方が便利ですが、赤ちゃんが泣いた時でもすぐに立ってあやせたり、トイレにも近いので後方座席が良いかなと思います。降りる時もゆっくり準備ができますしね。通路側か窓側かというのも迷いどころですが、授乳時に死角をつくりやすく、子供に景色を見せて気を紛らわせることもできるという点で窓側の方がおすすめです。

国際線の場合

航空会社によって多少の違いはありますが、2歳未満且つ10kg程度までの赤ちゃんであればバシネットと呼ばれる赤ちゃん用の簡易ベッドを使用することができます。ただし、座席前の壁に取り付けることもありバシネット席には限りがあるので、ハワイ線やグアム線など小さな子供連れの多い路線の場合は特に、早めの予約が肝心です。チケット予約を済ませたらすぐに航空会社へ電話することをおすすめします。

バシネット席が確保できなかった場合はどの席が良いかというと、動きも少ない生後半年くらいまでは落ち着いて授乳できる窓側、ずりばいやハイハイが始まって活発になる生後7ヶ月以降は後方通路側が良かったなと思いました。

 

何を持っていけばいい?機内持ち込みリスト

万が一に備えて、あれもこれもと持っていきたくなりますが、これさえあれば大丈夫!

赤ちゃんと機内で快適に過ごすために最低限必要な持ち物をご紹介します。

 

オムツ&おしりふき:想定以上に使う可能性もあるので、多めに用意しておくことをおすすめします。慣れない環境で下痢、、、なんてこともあるかもしれないので、私は国際線の場合は6枚程準備していました。航空会社によってはオムツのサービスもありますが、いつも使っている物の方が何かと安心ですよね。

チェンジングマット:オムツ替えの際に使用するチェンジングマットには、薄くて軽く、汚れても交換できるペットシーツが旅行には便利です。

ジップロック:オムツやごみを捨てたり、汚れた服を入れるのに便利です。

赤ちゃんとパパママの着替え:汚れた時用に1セット以上。機内のオムツ替えスペースは狭いので、着脱が簡単な洋服がおすすめです。あと、忘れがちですが、パパとママの着替え(トップスだけでも)もあるとベストです。実際、ミルクを吐き戻されたり、うんちもれが自分の服に付いてしまったことがありました、、、

ミルク&哺乳瓶:使い慣れたものを持っていきましょう。ミルク用のお湯やお水は機内で頂けるので、粉ミルクと哺乳瓶だけでOK。旅行には常温で飲ますことのできる「液体ミルク」もおすすめです。我が家は第二子から液体ミルクを使い始めましたが、あまりの便利さにお出かけや旅行の時はいつも持ち歩いています。

専用アタッチメントにピジョン母乳実感の乳首とキャップを付けて缶にセットするだけ。 哺乳瓶要らずの「明治ほほえみ らくらくミルク」

 

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授乳ケープ:母乳派の方は授乳ケープをお忘れなく。赤ちゃんの体温調整やオムツ替えの時にも使用できる薄手のおくるみも便利ですよ。

離乳食&カトラリー:国際線の場合は航空会社から提供される場合もありますが、何が出てくるか分からないので食べ慣れたもを持参する方が無難です。外資系の航空会社の時は、食べ慣れない食材が入っていたこともありました。かさばらず、機内でも食べさせやすい、自立型のパウチに入っている離乳食がおすすめです。

全て国産・完全無添加のオーガニック離乳食「Little One’s」。優しい味付けで常温でも美味しいのはもちろん、軽くて自立するパッケージなので使い勝手も抜群。

 

繰り返し使えるプラスチックフリーの食品用保存容器「stasher」に液体ミルク、離乳食、カトラリーを入れています。密閉されているので、万が一こぼれてしまっても安心。

 

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薄手のおくるみ:寒くなりがちな機内で赤ちゃんの体温調整をしたり、オムツ替えの時に下に敷いてクッションにしたりと何かと便利です。

抱っこ紐:乗り降りの際だけでなく、食事の時やあやしたりする際にも使えます。

時間潰し用のおもちゃ・絵本:お気に入りのおもちゃや絵本があればそれ、無ければ鏡のような物が付いたおもちゃ、くわえたりおしゃぶりして遊べるおもちゃ、触るとレジ袋の用にカシャカシャ音の出るおもちゃもおすすめです。

長男も次男もお気に入りはSassyのおひさまミラーです。鏡を見たり、触ってカシャカシャ音を楽しんだり、くわえてみたりとしばらく遊んでくれるので我が家の大定番!


貴重品用のバッグ:オムツ替えや散歩などで席を立つことがあるので、最小限の荷物で移動できるように大きな手提げなどとは別に貴重品用のバッグがあると便利。斜め掛けバッグは両手があくのでおすすめです。

 

最後に、赤ちゃんとの初フライトは緊張でいっぱいだと思いますが、困った時はいつでも客室乗務員さんにお声がけくださいね。数多くの赤ちゃん連れをサポートしてきた経験豊富な方々が必ず力になって下さいますのでどうぞご安心を。

 

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RYOKO
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プチリュクスな子連れ旅がテーマの当ブログ「Urban Traveller」の著者。 ★フランス系企業で働く二児の母(4歳&0歳男の子) ★好きなもの・こと:旅行、ファッション、美食

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