【子連れ滞在記】北陸No.1。金沢の高級旅館「川端の湯宿滝亭」〜館内・客室編〜

金沢駅から最も近い湯場にある温泉宿「金沢犀川温泉川端の湯宿滝亭」。日本三名園の一つでもある兼六園や21世紀美術館のある金沢の中心街から車でわずか15分とは思えないほど豊かな自然が溢れる犀川の上流にひっそりと佇んでいます。

宿泊予約サイト一休の口コミランキングで北陸No.1と絶大な人気を誇っているとのことで、期待に胸を膨らませて行ってきました。

Contents

ほっと一息。温もりを感じる全館畳敷きの宿

ホスピタリティ溢れるスタッフの出迎えを受けて館内へと足を運びます。

エントランスで靴を脱いだ後は、広々とした畳敷きのロビーラウンジにご案内いただきチェックインを行いました。

ロビーラウンジの奥手にある手入れの行き届いた美しい中庭の緑を見ながらウェルカムドリンクをいただきました。

大人にはお抹茶と小菓子、子供には冷たい麦茶と小菓子が提供されました。

畳敷きの長い廊下を通って客室へと向かうのですが、暗すぎることも明るすぎることもなく照明の具合が絶妙なのです。暗すぎると子供が怖がってしまうので、子連れには意外と重要なポイントではないでしょうか。

全館下足不要な畳敷きとあって、窮屈な靴やサイズの合わない館内履きを履く必要もなく、廊下をただ歩くだけでも子供たちは楽しそうでした。

辰巳亭の面する裏庭と宿の名の由来となっている滝。

今回、私が子供たち（宿泊時4歳&0歳８ヶ月）と宿泊したのは、滝亭の名の由来となった滝のある裏庭に面した「辰巳亭半露天風呂付和モダン洋室」。

ベッド＆リビングルームにインナーテラスが付いた和モダンのお部屋は、72～82平米と家族４人でも広々と使える快適空間となっています。

ベッドもあって室内を裸足で過ごせる和洋室は、小さな赤ちゃん連れにもぴったりです。

四季折々の木々が咲き乱れる裏庭に面したインナーテラスの窓を明ければ、爽やかな風と共に岩から流れ落ちる滝の音が室内へと届いてきます。

何もしない贅沢を、心ゆくまで謳歌したい。

そんな風に思わせてくれる空間です。

湯浴みしながら滝の音色や鳥のさえずりに耳を澄ませ、青々とした自然の香りを深く吸い込めば、体の隅々から癒しを感じることのできる半露天風呂。

多少の話し声なら消し去ってくれる滝音の効果もあって、心ゆくまで子供とのバスタイムを楽しめます。

ベッドルームからウォークスルークローゼットを抜けたところに洗面台があります。

人数が多いとダブルボールは嬉しい。

多少水はねは気になるももの、椅子があるので子供が手を洗う際も便利でした。

洗面台の下にはオムツ用のゴミ箱が置いてありました。

パウダールームの奥にはゆとりのあるシャワールームがあり、半露天風呂へとつながっています。

予約確認の電話で子供の年齢を伝えていただけなのに、ベビーバスまでご用意くださっていて、随所に気配りを感じました。

洗面台にセットされたアメニティ。

それとは別にMIKIMOTOの基礎化粧品セットもありました。

湯船で温めて使うこともできるパックまでありました。

ベッドルームにあるミニバーコーナーには蛇口もあり、わざわざ洗面台に水を入れに行ったり哺乳瓶を洗いに行ったりする必要もなく便利でした。

ミニバーコーナーにはコーヒー、紅茶にお菓子や昆布茶。これ全て無料です。

リビングテーブルにはお饅頭やお菓子まであったのですが、全て滝亭からのギフトとのことでした。

浴衣は１名につき２枚ずつ用意されていていました。

子供用の浴衣やアメニティー（タオル＆歯ブラシ）もありました。

子供用の浴衣には合わせの内側と外側に結び紐があり、はだけにくかったので子供も喜んで着ていました。

子連れおすすめ度

食事の美味しさ、キッズフレンドリーで痒いところまで手の届く高いホスピタリティー、子連れでも快適に過ごせる宿のつくり、どれをとっても欠点がなく今後も季節ごとに訪れたい宿でした。