長崎の夜景を一望する長崎市稲佐山中腹に佇む、隈研吾氏デザインのスタイリッシュなリゾートホテル、「ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート」。世界的建築家が手掛けた全室オーシャンビューのホテルとあって、長崎県きっての人気リゾートホテルとなっています。
今回は、2017年11月(宿泊時長男1歳半)に「本館・ジャパニーズスイート(和室)」に宿泊した際の滞在レポートです。
世界新三大夜景を望む、建築家・隈研吾氏デザインの宿

札幌、神戸と並んで日本新三大夜景都市にも認定されている長崎市。2012年にはモナコ、香港とともに世界新三大夜景に選出され、「1000 万ドルの夜景」とも称されています。
そんな長崎の夜景を一望できる場所として最も有名な、稲佐山の中腹に佇んでいるのが「ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート」。長崎港を中心にすり鉢状に広がる立体的な夜景を、客室に居ながらにして堪能できる贅沢なロケーションとなっています。
モダンな外観

ホテルのデザインを手掛けたのは、新国立競技場の建築でも有名な世界的建築家・隈研吾氏。山の斜面に建つモダンかつ印象的な建造物は、周囲の素朴な街並みとは一線を画していて、ここだけが異世界のようでした。

木材をふんだんに使用した、モダンなホテルエントランス。

広い敷地内を散歩するだけでも楽しい場所なのですが、要所要所で階段があったり、急な坂道があるのでベビーカーは避けた方が無難です。
長崎港を望む、屋上&チェペル

開放的な屋上。スクエアに切り抜かれた屋根が印象的です。

貸切の屋上は1歳児にとっては格好の遊び場。私たちが建築や眺望に見入っている間、息子はひたすら元気に歩き回っていました!

眼下広がる長崎港から時折聞こえてくる船の汽笛が、旅に来たワクワク感をより一層高めてくれました。

この日は生憎の空模様だったので少し寂しい景色になっていますが、晴れていればきっともっとステキな景色なはず!

屋上にあるこちらの青味がかったスケルトンの空間は、チャペルです。


フロアと椅子には落ち着いた同系色の木材が使われていて、モダンな中にも温もりを感じるお洒落なチャペルですね♡
インフィニティプール

スパや貸切風呂のあるセンターテラスには、長崎港を望むインフィニティプールもあります。保護者同伴であれば年齢制限なしで入れるのが嬉しいところ。
(子供用プールはありません)

18時以降は60分単位で貸切にもできるので、仲良しファミリーと少し大人のナイトプールを楽しむのもいいなと思いました。
エステスパリッチ

落ち着いたトリートメントルームは全3室。ホットストーンやアロマを使たマッサージ、リフレクソロジーなどメニューも一通り揃っています。久しぶりに一人でリラックスできて、心身ともに癒されました。
本館・ジャパニーズスイート(和室)

今回、私が子供(宿泊時1歳半)と宿泊したのは、一番スタンダードなお部屋「本館・ジャパニーズスイート(和室)」。和室が二間続いた70平米超の広々とした空間は、3人家族にはかなり広く感じました。

窓側から見るとこんな感じ。
障子戸を隔てて、二間に分かれているので、1室は居間として、もう1室は寝室として利用できます。寝室を分けられるので、布団を出しっぱなしにしておけるのが小さい子供連れにはありがたいなと思いました。

客室の縁側に並べてある2脚の椅子がなんとも愛らしい♡
こちらに座ってゆっくり景色を堪能できるのも、こちらのホテルの魅力の一つ。

客室には子供用の椅子はありませんでしたが、大人用のものでも問題なく座れましたよ。(1歳半でこのサイズ感です)

お部屋には無料で頂けるミネラルウォーターの他、コーヒーやお茶などがありました。冷蔵庫にはソフトドリンクやビールなども入っていましたが、そちらは有料です。
(離れは無料のようです)
トレーにシミがついてしまっているのがちょっと残念、、、
ちゃんと拭いてはあるのですが、染み付いてしまっているようでした。

広々としたバスルーム。洗面台はダブルボールです。ポーチやコスメを置くスペースも十分で使い勝手はよかったです。

写真では伝わりづらいですが、大開口のビューバスになっています。
浴槽が床に埋まっているような形になっているので、小さい子供と一緒に入る場合は落ちないように注意が必要かなと思いました。

アメニティはフランスの自然派スパブランド「omnisens(オムニセンス)」のもの。

「ELIXIR(エリクシール)」のスキンケアセットもありました。どちらも容量たっぷりのミニボトルサイズです。
(離れのアメニティはブルガリみたいです。)
Mommy’s Eye
子連れおすすめ度
キッズアメニティがあったり、子供が散歩できるような広々とした場所があったりと全体的に子連れで過ごしやすいホテルですが、敷地内に急な坂道があったり、レストランに行く際に屋外を通る必要があると言う点で★4とさせていただきました。
- 隈研吾氏デザインの建造物に宿泊できる
- 長崎港の夜景を堪能できる
- スタンダードでも70平米以上と広い
- 小さな子供が歩き回れる(散歩できる)場所が多い
- 敷地内に急な坂が多い
- レストランに行く際、屋外を通る必要がある
ベビーベッド | ○ 無料 |
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湯沸かしポット | ○ 別途依頼で、お部屋に粉ミルク用の温湯(60℃前後)をご用意いただけます。 |
キッズ用アメニティ | ○ 歯ブラシ・スリッパ、部屋着等。ベビー用ボディーソープは要持参 |
ベビーバス | ー 不明 |
オムツ用ゴミ箱 | ー 不明 |
ルームサービス | ○ |
ランドリーサービス | ○ |
バリアフリー | × |
ホテルの基本情報
ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート
住所: 長崎県 長崎市秋月町2-3(長崎駅から約10分、長崎空港から約40分)
check in 16時 / check out 12時
全36室
大浴場(温泉)なし、貸切風呂あり
エステ施設あり
屋外プールあり
〜当ブログは2019年7月滞在時の情報です。最新情報は公式サイトまたは各種予約サイトでご確認くださいませ。〜