ホテル・旅館

【子連れ滞在記】赤ちゃん連れにも優しい老舗宿「鬼怒川金谷ホテル」〜館内・客室編〜

国内有数の渓谷美を誇る栃木県・鬼怒川温泉にある老舗宿、「鬼怒川金谷ホテル」。都心から約2時間、鬼怒川温泉駅から徒歩3分のところに佇む、この全室リバービューのラグジュアリーリゾートホテルはで、創業者ジョン・カナヤが描いた“おもてなしの心”と“美学にあふれたダンディズム”の世界観を体験することができます。

今回は、2020年2月(宿泊時長男3歳、次男0歳)に「スタンダード和洋室」に宿泊した際の滞在レポート、館内・客室編です。

和のラグジュアリーリゾート 老舗「鬼怒川金谷ホテル」

出典:一休.com

 

創業者ジョン・カナヤが愛した渓谷の別荘

日本のホテル近代化の立役者、ジョン・カナヤが「渓谷の別荘」として創業した「鬼怒川金谷ホテル」。西洋と東洋、伝統とモダンが心地よく融合した 老舗ラグジュアリーリゾートです。決して新しくはないものの、清潔感があり隅々まで手入れが行き届いているところに細部への心配りを感じました。

 

「スタンダート和洋室」滞在レポート

チェックイン

出典:一休.com

エントランスで名前をお伝えすると、入ってすぐ左手にあるラウンジに案内されました。鬼怒川に面した開放感あふれるこちらでチェックインです。

ソファはリバービューもしくは暖炉側を向いているので、他のゲストの方とうっかり目があったりすることもなくて良いなと思いました。

 

ウェルカムドリンクとチョコレートブラウニーを頂きながら一息。

 

子供はリンゴジュースをいただきました。

 

こちらのラウンジには、朝の8時から夜の9時半まで自由に頂けるドリンクコーナーもありました。(メニューは、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、オレンジジュース、リンゴジュースなど)

チェックアウト時には、テイクアウト用にホットコーヒーも頂けましたよ。

鬼怒川渓谷を臨む「スタンダート和洋室」

鬼怒川金谷ホテルは全41室あり、全ての客室から鬼怒川と四季折々のダイナミックな自然を一望することができます。

お部屋タイプは以下7タイプ。

ジョン・カナヤ・スイート

<クラブフロア>スイート洋室(露天風呂付)、スイート和洋室(ビューバス)、洋室

グレードアップ和室、スタンダード和洋室、スタンダード和室

 

今回、私が子供たち(宿泊時4歳&0歳)と宿泊したのは、「スタンダード和洋室」。本間(12帖)と寝室(6帖)、広縁、テラスのある66平米のお部屋です。夫婦二人と小さな子供二人には十分な広さです。

 

お部屋に足を踏み入れ廊下の襖を開けると、本間、広縁、テラスと続いています。

 

テラス側から見るとこんな感じです。

本間と広縁の奥に寝室が続きます。

 

寝室はセミダブルのベッドが2台ありましたので、就寝時には2台のベッドをくっ付けて、間に子供たちを寝かせました。

夜は襖を閉めてベッドルームを完全暗室にできるのは高ポイント。ただし、遮光カーテンや遮光窓が無いので、朝日は入ってきます、、、

 

寝室の襖からも廊下に出れるようになっていて、お手洗いやバスルームもすぐ隣になります。

バスルームは、脱衣所を挟んで左手がお風呂、右手が洗面台です。

オムツ用のゴミ箱も置いてありました。

 

こちらの脱衣所の台、通常は鏡台スペースとして使用される方が多いと思うんですが、赤ちゃん連れにはチェンジング台として持ってこい!オムツを替えたり、着替えさせたりするのにかなり役立ちました。(荷物がバラバラと散らばった写真でごめんなさい、、、)

 

お風呂はシャワーと浴槽がワンルームにまとまった、いわゆる日本式。おしゃれさには欠けるかもしれませんが、正直、子連れにはこのタイプが一番使い勝手がいんですよね。ただし、前面タイル張りで浴室が冷んやりしやすいので、赤ちゃんを入れるなら浴槽のお湯とシャワーでしっかり室内を温めてからの方が良いです。

 

テラスには椅子が2脚とテーブルがありました。

鬼怒川渓谷の美麗な景色と眼下に流れる鬼怒川のせせらぎ。大人だけでなく子供にも癒し効果があったようで、真冬のいてつくような気温にもかかわらず、長男はしばらくテラスで遊んでいました。

 

全室リバービューということで、斜め下の方のお部屋のテラスは見えてしまいます。うっかり変な格好で出てしまわないように気をつけないとですね。

 

ひっそりと静かな冬の山々も悪くはないですが、全国屈指の紅葉スポット日光・鬼怒川の紅葉シーズンは尚一層美しいことでしょう。

 

写真は夕食前のアペリティフタイム

子供用の浴衣と作務衣もありましたよ。

開放感あふれるモダンな大浴場

出典:一休.com

 

1階ギフトショップ奥手にある大浴場。自然を満喫できるモダンな温泉「四季の湯」と檜が薫クラシカルな温泉「古代檜の湯」があり、男女入替制になっています。

 

「四季の湯」

出典:一休.com

 

木々に囲まれた屋外には、白御影石の一枚岩を使用した2つの露天風呂と湯涼み用のガゼボがあります。

 

広々とした大理石の内風呂。こちらには、ミストタイプの低温サウナテルマリウム”もありました。

 

出典:一休.com

 

開放的でモダンな脱衣所。

 

湯涼み用にバスローブとデトックスウォータもあったので、湯上りにガゼボで少しだけゆっくりしました。(2月だったので流石に寒かった、、、)

 

「古代檜の湯」

出典:一休.com

 

庭に囲まれたクラシックな大浴場には、樹齢約2000年の古代檜の内風呂と白御影石を使用した2つの露天風呂欧州桐のサウナがあります。

 

タイプの異なる2つの大浴場ですが、男女入替制になっている1泊でどちらも楽しめるのは嬉しいですね。

 

Mommy’s Eye

子連れおすすめ度

新しいホテルでは無いものの、館内はどちらも清潔にメンテナンスされています。お部屋も広々としていて赤ちゃん含めて小さい子供でも過ごしやすいと感じました。ベビーベッドやベビーバスが無いというマイナス点はあるものの、子連れ客に対するレストランのサービスが素晴らしく、総じて★4つと子連れにおすすめの宿です。

 

  • 全室60平米以上と広い
  • 客室がバリアフリーの畳&フローリング:ハイハイできるので、赤ちゃん連れでも安心
  • キッズフレンドリーなスタッフ
  • キッズフレンドリーなレストラン:個室有り。キッズチェアや子供用のおもちゃや絵本まで至れり尽くせり
  • 子供向けの貸し出しDVDが充実している

 

  • ベビーバスが無い:小さな赤ちゃん連れの場合はポータブルタイプがあった方がベター
  • ベビーベッドが無い
  • ベッドルームが遮光にならない

 

ベビーベッド ×
湯沸かしポット
キッズ用アメニティ
ベビーバス
オムツ用ゴミ箱
ルームサービス
ランドリーサービス ×
バリアフリー ×

 

ホテルの基本情報

 

鬼怒川金谷ホテル

住所:栃木県 日光市鬼怒川温泉大原1394(鬼怒川温泉駅徒歩3分)

check in 14時 / check out 11時

大浴場(温泉)有り

エステ施設なし

全室リバービュー

公式サイトCheck Price

 

〜当ブログは2020年2月滞在時の情報です。最新情報は公式サイトまたは各種予約サイトでご確認くださいませ。〜

 

 

【子連れ滞在記】赤ちゃん連れにも優しい老舗宿「鬼怒川金谷ホテル」〜食事編〜国内有数の渓谷美を誇る栃木県・鬼怒川温泉にある老舗宿、「鬼怒川金谷ホテル」。都心から約2時間、鬼怒川温泉駅から徒歩3分のところに佇む、こ...

 

ABOUT ME
RYOKO
RYOKO
プチリュクスな子連れ旅がテーマの当ブログ「Urban Traveller」の著者。 ★フランス系企業で働く二児の母(4歳&0歳男の子) ★好きなもの・こと:旅行、ファッション、美食

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA